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ロボットは人間を超えられるか? -ある映画のメッセージ-

このところ、ロボットの開発に関するニュースがよく見られます。

ロボットは、人手不足などの問題を解決するのに役立つと期待される一方で、
「仕事を取られるかもしれない」という不安を漠然と投げかけている気もします。

ロボットは観光案内にも使われていますので、ガイドとしては他人事ではありません(笑)。



先日、「ロボット」というインド映画を見ました。

2010年の映画なので新しいものではなく、ご覧になったかたもいらっしゃるかと思います。

この映画では、ある意味ロボットが人間を超えてしまっています…。



バシー博士が開発に成功した、博士にそっくりの高性能ロボット、「チッティ」は、
なんと高性能すぎて「感情」まで入れることに成功してしまったため、
博士の「恋のライバル」になってしまいます。

こういうところもインド映画らしいところです(笑)。


そして、チッティは、解体され、捨てられてしまいます。

その後、博士の成功に嫉妬した恩師の教授によって「殺人プログラム」のチップを入れられてチッティは復活します。

都市を破壊し始めたチッティは、バシー博士によってチップが取り除かれ、元に戻ります。


とても現実離れした内容ではあります。



ですが、最後にチッティが発するメッセージが、印象的でした。

「人間には、偽り、仕返し、憎しみなどのチップが埋め込まれていて、
これは取り除くことができない。俺は人間じゃなくてよかった。」

そう言って、チッティは自らを分解しました。



現実離れしていますが、考えさせられる言葉でした。

どのインド映画もそうですが、一見軽くて歌と踊りばかりに見えても、
必ず強い「メッセージ」があります。


この映画では、バシー博士がチッティを軍隊で使えるようにするという設定になっています。

暴力シーンも多く、私は暴力シーンや戦闘シーンは苦手なのですが、もしかするとそれは、


「こんなひどいことをしてはいけない」という強いメッセージを伝えるため

かもしれない、と最近思うようにもなりました。

また逆に、

人間だけが持っている「いいところ」に気づきなさい

ということもあるかもしれません。



機械をどう活用していくかというのは、逆に人間が試されているということでもありますね。

平和利用されるのであれば、多少仕事を取られても大したことではないのかもしれません。


それ以上に、機械に負けないように頑張らなくては!と思います。


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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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