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「できない」と言わないインドのサービス②両替は必要ない?

2回目のインド旅行にて。

ツアーの最後に、紅茶専門店に立ち寄りました。


インド1 



インドの紅茶事情について簡単な説明のあとで、試飲サービスがありました。

その後は、各自買い物です。

品物を手に取ると、さっと「買い物かご」が出てきます(笑)。




すごいのは、この店だけではないのですが、

支払いには

日本円でも、米ドルでも、インドルピーでも、

もちろんカードは言うまでもなく使える

ということです。


しかも、

コインでもOK

だそうです。

円、ドル、ルピー、カードを組み合わせてもOK!

それぞれ計算してくれます。

つまり、何でもOK

ここがインドらしいところだと思います。


支払いの段階で、

「あ、ルピーが足りない」

「ドルしかない」

「コインしかない」

「カードしかない」

と言わせない。



「買い物をあきらめる」

「買うものを減らす」

ことはさせない。ということです。



そしてこの後は空港に行くことも知っているので、

「残ったお金を使ってしまおう」

と思わせる。



こうなると、ほとんど「両替しなくてもいい」、ということになります。

これはお客にとっては便利です。

買いたいものを買いたいだけ買えるように、ドンドン強気で仕掛けてくる。

客の都合にトコトン合わせて、買いやすくさせる。

ここまでやるのがインド流!という気がします。



本当にスゴイと思います。

そのマメさとエネルギーが。


インド7 



そして、そこまでされたら、何も買わずに出にくくなります。

逆に、「何か買わなければ損」な気にさえなってきます。

そこまでいろいろサービスしてくれたら、「買う価値があった」という気にもなります。



まあ、相当強引であることは確かです(笑)。

何も買う気がない人には、そこまでしつこくはしません。

しかし、観光客というのは、いいものがあれば買いたいと思っています。

しかも、空港に行く前の最後のチャンスです。

ですから、買う気があれば、多少しつこくても試飲、説明、値引きなどいろいろしてくれて、

かつ納得した値段で「買える」ことが一番なわけです。



私はほとんどお土産は買わない方ですが、紅茶は買いたいと思っていたので、買いました。

いい買い物ができたら、嬉しいものです。

買いたいものが全部買えたら満足です。


自分が観光客になってみると、

何をしてもらえたら嬉しいか

がよくわかります。



日本ではどうかというと...。

日本円以外は使えません。

まれに店で外貨両替ができるところがありますが、通常は無理です。

両替所は都会では比較的あるけれど、どこにでもあるわけではありません。

カードも使えないところもまだまだ多いです。

地方のホテルや、ビジネスホテルなどでは、ホテルでも両替できないところがまだまだ多いです。



結果的に、ツアー中に

両替したいんだけど...」

とお客様に言われて、できないので我慢させてしまう、ということが結構あります。

「なるべく空港で多めに両替を」という案内は毎回しています。

しかし、ここまで両替する場所が少ないとは思わないようです。



インドと同じようにはいかないにしても、お客様が

買いたいものを、買いたい時に、買いたいだけ買って満足できる

ようにするには、まだまだ改善の余地があるのではないかと思いました。


※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。
(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/
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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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