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インドのベジタリアン料理・その2

以前もインドベジタリアン料理について書きましたが、最近またインドに行く機会があったので、続編です。


<過去の記事>
おいしい「ベジタリアン和食」を!-インドの多様なベジタリアン料理をヒントに
インドの「ベジ・マーク」と「ノンベジ・マーク」

インドベジタリアン・ハンバーガー



まずは、こちらの料理はベジタリアン料理」です。

皆様がイメージする「ベジタリアン料理」と同じでしょうか?違うでしょうか?


インド13 



インド旅行中は、ホテルもレストランも「バイキング形式」が多いです。

もちろん、コース料理やアラカルトのレストランもありますが、日本以上にバイキングが多いという印象です。



インド25 


レストランでは、大抵の場合「ベジタリアン料理の方が種類が多く、場所も中心に」あります。

ちょっと小さいですが、この写真(上)の料理は全て「ベジタリアン料理」です。

そして、端の方に何種類か「ノン・ベジ」、つまり肉や魚などベジタリアンでない料理が置いてあります。



これ(下)はマフィンですが、「卵」が入っているので「ノン・ベジ」の赤いマークがついています。

ちなみに、ベジタリアンもいくつかに分かれていますが、

乳製品は食べる「ラクト・ベジタリアン」が一般的な基準となっているようです。

必要な栄養分を乳製品でとるのだそうです。


マフィン 



別のレストランでも同じです。

たくさんの種類のベジタリアン料理が並んでいます。


インド26 



キノコのホワイトカレー。


キノコのカレー 


豆カレー。


インド5 



これは肉ではなく、野菜のボールに辛めのソースです。


インド18 



白いご飯もありますが、それとは別に味のついたご飯も置いてあることが多いです。



ライス 



また、これは「パラタ」という小麦粉を焼いたものですが、

「ナン」「チャパティ」など、何かしら似たものが置かれています。



インド14 



朝食の時には、「idli」というコメのパンケーキのようなものが、よく出てきました。

これに、ココナッツ・ソースなど好みのソースをつけて食べます。



インド12 



生野菜も必ずあります。インドの野菜はおいしいです。



インド11 



温野菜もあります。


インド22 



そして、「ヨーグルト」も必ずあります。

右は「curd」(イギリス英語)と呼ばれるプレーンヨーグルトで砂糖は入っていません。

ヨーグルトは、カレーと一緒に食べると胃がもたれません。

ですので、インド人はカレーと一緒にヨーグルトを食べています。

その上の小さい入れ物は、「rice curd」でご飯とヨーグルトを混ぜたものです。

左側は市販のいちご味のヨーグルトで、甘いです。


 インド16.



揚げ物もあります。


インド20 



そして、「ノン・ベジ」の料理は、端に置いてある4種類でした。

もちろん、「ノン・ベジ」の人は「ベジ」も食べられるので、種類が少ないということはありません。

実際、毎日肉や魚のカレーを食べていると重いので、自然と野菜の量を増やしたくなってきます。


インド26 



また、スパイスを足したい時には、足せるようにスパイスも置いてありました。


インド21 



デザートももちろんありましたが、ケーキ類の他にアイスクリーム、果物など。

もちろん全て、「ベジ」「ノン・ベジ」の表示があります。

デザートが「バナナ」というレストランもいくつかありました。


インド19 



また別のレストランでは、メニューに「ベジ」「ノン・ベジ」のマークが入っていました。

これは、いちいち聞かなくていいので、とても効率的で便利です。


メニューべじ  



そして、機内食です。

エア・インディアのインド国内線では、何も言わないと「ベジタリアン」料理が出てきます。

前にも書きましたが、緑色の「ベジ・マーク」がついています。


インド9 



ベジタリアン料理ですが、カレーなので、肉がなくても物足りないということはありません。

上にチャパティが載っていました。


インド4 



こちらは、カレーのパフのようなものと、野菜のコロッケ、

チーズをシチュー風?に煮てあるもの。


インド8  インド3 




ちなみに、国際線の往復は今回ビジネスクラスだったのですが、肉料理も出ました。

もちろん、ベジタリアン料理がよければ、リクエストは可能です。

最後に、おかしにも「ベジ・マーク」「ノン・ベジマーク」はついています。



moondal 



いかがでしょうか?

ベジタリアン料理というのは、決して「精進料理」と同じではなく、「肉魚を抜いたもの」でもありません。

味のない野菜や、冷たいサラダだけでもありません。



既に日本に来ている、多くのベジタリアンは、こういうベジタリアン料理に慣れている訳です。

ボリュームがあり、種類が多く、おいしい料理を求めています。


また、「ベジ」と「ノン・ベジ」を分ける方法は、

全ての食事制限に対応できるわけではないですが、かなり効率よくわかりやすいと思います。

他の宗教にも多くの場合対応しやすくなります。



欲を言えば、「料理名」だけでなく「食材表示」もすれば、アレルギーの方などもっと幅広く対応できると思います。

そこまで表示してあるところは、これまで見た限りインドでもありませんでした。


「食材の表示」と「ベジ」と「ノン・ベジ」を色分けにするなどすれば、

日本人、外国人、各宗教、アレルギーに関わらず、自分で見て食べ物を選ぶことができ、

ストレスもなく「公平」なのではないでしょうか?



日本人も外国人も、「おいしいものを食べたい」、それだけなのです。

外国人観光客は、「日本でおいしいものを食べたい」、それだけなのです。



※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。
(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/
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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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