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外国人に配慮と品格のある対応を

あるイスラム教徒の友人Aさん(仮称)に聞いた話です。

Aさんは、イスラム教徒向けの「ハラル・フード」を扱うレストランも経営しています。



ある日Aさんの店に、「バー」を経営しているという日本人が相談にやってきたそうです。

話を聞いてみると、

「店でハラル・フードを出したい。お祈りの部屋も作りたいので、どうしたらいいか教えてほしい。」

ということだとか。



Aさんは、話を聞いて、すぐにお断りしたそうです。

その話を聞いて、私はその方と面識はないものの、日本人として恥ずかしいと思いました。

皆様はどうお感じになるでしょうか?



「バー」というのは「お酒」を飲む場所です。

お酒つまり「アルコール」イスラム教で禁じられています。



夜お酒を飲みに行くイスラム教徒が、お酒を飲みながら「ハラル・フード」を求めるでしょうか?

お酒を飲んで、「お祈り」をするのでしょうか?



「アルコールを提供すること」「ハラル」がそもそも矛盾しています。


その方は、

「ハラル・フードを提供してお祈りの部屋を作れば、イスラム教徒も来てお客が増える」

と、単純に考えたようです。



でも、相談に行くなら、せめて予めイスラム教について調べてから行くのが礼儀ではないでしょうか?

敬けんなイスラム教徒のAさんにしてみれば、「バカにしているの?」と感じても仕方のないことだと思います。



昨今「ハラル・ビジネス」というものがブームになっていますが、

ビジネスや金儲けが先に立って、イスラム教徒への配慮

またイスラム教徒以外の外国人への配慮に欠ける態度が現場でも見られます。



個人的には、イスラム教徒ではない異教徒が「ハラル」と言う言葉を使うのは適当でないと思います。

仮にイスラム教徒やキリスト教徒が「南無阿弥陀仏」と言ったら変ですよね。

それと同じだと思います。



宗教、信仰は個人的なもの。

配慮品格のある対応をしようではありませんか。




※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。
(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/
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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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