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特大サイズの浴衣とスリッパ(草履、下駄など)

旅館で「浴衣を着て会席料理を食べる」というのが外国人ツアーではイベントのようになっていることは、既に書いたとおりです。


ある欧米人のツアーでのことです。

二つ目の旅館で、

「今日は夕食の時に、みんなで浴衣を着ませんか?」

と言ったところ、あるお客様が

「嫌だ!」

と言いました。


最初の旅館で「特大サイズ」の浴衣がなかったので、合わないサイズの浴衣を着て人前に出たくないというのです。


浴衣を着なければいけないわけではもちろんないですが、「旅館浴衣で会席料理」という体験は日本でしかできない特別な体験なので、外国人にとってはエキサイティングなことなのです。


旅館に確認したところ、そこは特大サイズの浴衣があるということなので、予め部屋に入れておいてもらい、特大サイズがあるので心配しなくていいということをお伝えしました。


いよいよ夕食の時。特大サイズは3名だったのですが、3人ともニコニコしながら

「浴衣が着られたよ!」

と嬉しそうに現れました。


照れくさそうに、でも本当に嬉しそうでした。写真も撮って、特別な日本での夜になりました。

ただ...


特大サイズの浴衣とスリッパ1 


浴衣の丈も気になりますが、それはまだいいとしても、「特大のスリッパ」がなかったのです!!


お客様は靴は合わないと知っているのですが、ハダシはあんまりなので、しかたなく「靴」になっているというわけです。


欲を言えば、浴衣もかろうじて入ってはいますが、日本人の「特大サイズ」は外国人の「特大サイズ」の方にはギリギリなのです。


テーブル席の時はまあいいですが、その格好で畳に座ってあぐらをかいたらどうなるか...。ご想像いただけると思います。


全員サイズの合った浴衣を着て、バッチリ記念写真を撮れたら、日本での旅行ももっともっと満足度の高いものになるのではないかと思います。


※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。

(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/


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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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