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ラマダン中のジャカルタ (ラマダン:イスラム教の断食期間)

※この記事は2014年7月に投稿したものです。



ラマダン中、そして大統領選挙期間中でもある今月、ジャカルタに行ってきました。


(ラマダン:イスラム教の断食期間)

 


ジャカルタラマダン4 


ジャカルタ市内の夕方の渋滞

 


ここ数年車の数が増え続ける一方のジャカルタは、道路の渋滞が益々ひどくなっていました。


私が住んでいた頃も渋滞はあったのですが、それでもまだ昼休み時間中に車で近くのレストランへ行きランチを食べるということが可能でした。


今はとても無理でしょう。

 



ジャカルタラマダン8 


ジャカルタ市内の渋滞

 



また今回驚いたのは、ジャカルタ市内だけでなく、郊外のボゴールやタンゲランなどもかなりの渋滞があったことです。


以前なら車で1時間だったところが2時間あるいは3時間かかるといったことがざらに起こっています。



ジャカルタラマダン3 

 

ボゴール市内を走るミクロレット

 


近々新しい高速道路も開通し、少しずつでも改善の兆しもみられるようです。


渋滞さえなければ外国人にとって見て楽しいところや、買い物の場所もたくさんあるので、1日も早く渋滞が緩和されることを祈るばかりです。

 



さて、断食期間は日中は比較的静かですが、日没後断食が明けると、食事をする人でレストランなどは賑わいます。


たくさんの人がモールなどにくり出し、食事をしたり、レバラン(断食明け)に向けて買い物をしたりします。



ジャカルタラマダン15 

 

スーパーの一角に山のように並ぶお菓子(主にクッキー)の缶

 



職場ではレバランのお祝いの品が配られるところもあり、また親戚同士、友人・知人同士で贈り物をする習慣があります。


そのため、スーパーなどでは大量のお菓子の缶が売られています。



ジャカルタラマダン16 

 

ギフト用のお菓子などの詰め合わせ

 


またお菓子や生活用品などの詰め合わせもあちこちで売られています。

 



ジャカルタラマダン6 


ジャカルタ市内にあるモール(FX Senayan

 



ここはジャカルタの中心にあるモールのひとつです。


最近人気の、AKB48の姉妹グループ「JKT48」の劇場もあるところです。



ジャカルタラマダン12 

 

4階にあるJKT48 劇場

 



この日はコンサートはありませんでしたが、ラマダンの催し物をやっていました。



ジャカルタラマダン1 

 

 


モールの中のレストランは、多くの家族連れや友達同士で食事をする人たちで賑わっていました。



ジャカルタラマダン11 

 

モールの前のフード・トラックと食事をする人々

 



またモールの外では、フード・トラックが並び、たくさんの人が屋外で食事をしていました。

 

 


ジャカルタラマダン2 



ホテルでは、ロビーにラマダンのデコレーションが飾られていました。

 


郊外のボゴールでは、夕方の断食明けのための食べ物が、日中から道路沿いなどで売られていました。

 


ジャカルタラマダン5 



 

果物やココナッツ、ブラウンシュガーなど甘い水気のあるジュースというかデザートのようなものもたくさんありました。

 


ジャカルタラマダン7 

 



また、揚げ物もインドネシアでは人気です。


豆腐を使ったがんもどきのようなもの、春巻きのようなものなど、いろんな種類があります。

 

 


ジャカルタラマダン10 ジャカルタラマダン9




麺類も人気です。



ジャカルタラマダン13 

 



またココナッツを使ったおもちのようなデザートなどもありました。これらはいずれも小分けにパックして売られているので、いろんな種類のものを少しずつ買うことができます。



ジャカルタラマダン14 

 



インドネシアの人はたくさん食べますが、私の印象では、一度にガッツリ食べるというよりは、少しずつ何回にも分けて食べるといった感じです。

 


インドネシアで職場なり家庭なりを訪問すると、必ず「食べ物と飲み物」が出されます。


今回は断食中でしたが、「自分たちは断食中でもお客さんには食べ物と飲み物をしっかり出す」というところも多いです。


その場で食べるのは気が引けるからと遠慮すると、持ち帰り用に包んでおいてくれたりもします。


それぐらい「食べること」はとても重要なことです。

 


ジャカルタラマダン17 


訪問先でいただいた軽食ボックスに入っていたコロッケ。

横の緑の唐辛子をかじりながら食べる。

 



大統領選挙の結果が注目されていましたが、大きな混乱もなくジョコ・ウィドド氏が新大統領に決まったようです。


1998年のような暴動が起こる可能性も言われていただけに、私もそれだけは何としても繰り返してはならない、と強く平穏を願っていました。

 


これまで長く政治の混乱や経済危機もありましたが、ようやく明るい兆しと景気を後押しする風が吹き始め、インドネシアに新たな時代がやってくる気配が強く感じられます。



インドネシアがこれからも平穏でありますように。


また、今後の益々の発展と、インドネシアと日本の間の益々の活発な交流と親善を期待したいと思います。

 


間もなく断食も明け、レバランの休暇がやってきます。


日本にもこれからたくさんのインドネシア人観光客が訪れることでしょう。


日本での滞在を楽しんでいただけるよう、私も通訳案内士として益々頑張りたいと思う今日この頃です。



※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。

(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/

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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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