記事一覧

「やっぱりインドネシア語がいいわ。」

「ああ、やっぱりインドネシア語がラクだし、わかりやすくていいわ。中国では、英語しか話せないガイドさんだったけど。」


あるインドネシア人のお客様とインドネシア語で話していた時、そうおっしゃいました。


東南アジアでは英語が通じる」と思われることが多いようですが、そうとも限りません。

インドネシアでは、「インドネシア語Bahasa Indonesia」が国語となっています。英語は日本と同じく「外国語」の必修科目として学習しますが、公用語ではありません。ですので、英語は「日本よりは通じるかなあ」という程度です。


インドネシア語はアルファベットですが、英語とは全く違う言語です。もし日本人なら、「英語ガイド」と「日本語ガイド」がいたら、母語の「日本語」がいいのは当然です。同様に、インドネシア人には「インドネシア語」の方がいい、というのは言うまでもありません。


インドネシア語がいいわ

出典:武部洋子『旅の指さし会話帳②インドネシア』


ちなみにASEAN諸国については、シンガポール、マレーシア、フィリピンでは英語が「公用語」になっているものの、それぞれ「マレー語」、「フィリピノ語」という国語が定められています。それ以外の国にはそれぞれの「国語」があります。


インドネシア:インドネシア語
タイ:タイ語
ブルネイ:マレー語
ベトナム: ベトナム語
ミャンマー:ミャンマー語
ラオス:ラオス語
カンボジア:カンボジア語
シンガポール:マレー語(英語は公用語)
フィリピン:フィリピノ語(英語は公用語)
マレーシア :マレーシア語(英語は公用語)

<参考:外務省:各国・地域情勢>http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html


多様な言語が使用されている東南アジア諸国への言語面での対応は、今後ますます必要になってくるのではないかと思います。


※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。
(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

ご訪問ありがとうございます!