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発車のベルが1回の日本と、3回鳴るインドネシア

インドネシアのジョグジャカルタからソロへ行く電車に乗った時のことです。


まだ発車の3分以上前なのに、ベルが鳴りました。

日本でも、定刻に出ることはあっても「早く出る」ということはないのに、すごい!と思っていたのですが...。ベルが鳴り終わっても、電車の扉が閉まる気配はありません。


DSCN5812.JPG

そのうち、またベルが鳴りました。あれ?と思っていると、また鳴り終わっても扉が閉まる気配はありません。


そして、3回目のベルが鳴りました。そこで気づきました。

日本では、発車の時刻に一度ベルが鳴ってすぐに扉が閉まって出ますが、インドネシアでは最初から3回鳴らしているのです。なるほど、インドネシアらしいと思いました。


「発車時刻に合わせてその前に乗っておく」のは日本人の習慣では当たり前ですが、インドネシアの人はベルが鳴ってからホームへ向かうという感じです。

ですので、3回目のベルでようやく全員乗りこんで出発しました。


結局5分遅れぐらいで出発しました。

なるほど。だから、定刻前から鳴らすわけですね。

日本では5分遅れでも「遅れは遅れ」ですが、インドネシアでは5分遅れは「定刻どおり」です。


同じ例えば「10時」といっても、日本人の感覚では「10時00分ちょうど」(極端ですが)なのに対して、インドネシア人の感覚では「10時ごろ」という感じで、それが人によって30分ぐらいの幅があるという感じかと思います。


その感覚の違いが、日本でのツアーでももろに影響します。集合時間を早めに言うということは既にやっていますが、電車のベルにヒントを得て、3回モーニングコールをかけるとか、3回集合をかけるという工夫もできるかもしれないと思いました。


DSCN5811.JPG


※この記事は、「やまとごころブログ」の中の筆者ブログ「英語、ときどきインドネシア語」にも掲載されたものです。

(掲載期間2012年10月~2016年5月) http://www.yamatogokoro.jp/sasayama/

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プロフィール

英語通訳案内士・篠山美智子

Author:英語通訳案内士・篠山美智子
英語通訳案内士。オーストラリア留学後、前職(日本語教育関係)でインドネシアとマレーシアに計8年滞在。2009年より通訳案内士専業。日本及び海外旅行会社の団体ツアー、個人旅行客(FIT)、企業のインセンティブ・ツアー、政府関係のプロジェクト等に就業。北海道から九州まで日本全国を周る。

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